
念願の、中谷芙二子さんの霧の彫刻を体験した。
会場の東京都現代美術館は、石畳のサンクンガーデン(地上よりも低い位置にある広場や庭のこと)があり、そこに霧の装置が設置され、音と霧が連動し、霧が強くなったり弱くなったりする。前が見えなくなるほど濃い霧は、面白い反面「明るいのに見えない」という怖さも感じた。そこへビル風がビュッと吹き、霧が渦巻きながら晴れる瞬間があり、ダイナミックに姿を変える霧の彫刻を味わった。


霧を待つ、サンクンガーデンの様子。1時間に3回、霧が発生するため、床は濡れている。
(LIFE-WELL TOKYO 霧の彫刻#47662 スペシャルコラボレーション
:坂本龍一+中谷芙二子+高谷史朗:坂本龍一/音を視る 時を聴く/展覧会にて)
霧の彫刻
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